4.28.2017

Trail 110 エピソード5

CT110を手に入れてわりとすぐにシートを北米仕様のものに交換した。あまりにも味気ないオージー仕様のデザインが気に入らなかったのもあるが、北米仕様の方が張りもあって座り心地が良いと聞いていたからだ。ただ、その期待に反して大した違いはなかった。クッション材は柔らかすぎ、表皮とフィットしていないためにシワができる。見た目には満足していたので結局1年はそのまま乗り続けた。

そして1年が経過して、シートはクッション材と表皮の間に隙間が感じられるほどへたってしまっていた。バイクはクルマと違い荷重をホールドするのはこの小さな面積のシートに託される。快適性とともに操縦性にも大きく関わってくるパーツだ。なんとかしたいと思って、クッション材からオーダーメイドに対応してくれる業者に問い合わせたら、4万円近い金額の見積りが送られてきた。しかも、表皮は現状のままで!いくらラリーレイドなどで実績があるといっても高額すぎる。

結局、DIYでなんとかすることに。東急ハンズで2cm厚の高反発ウレタンのスポンジシートを買ってきて、シートの形にカット。クッション材に載せて、表皮を再度装着してみることにした。シートはけっこうへたっているから大丈夫だろう、失敗したら表皮だけ交換すればいいと考えて実行に移した。

少しシワができたりして、見た目は多少ブサイクになったものの、なんとかうまく収まった。すぐに試乗に出かけたら、タイトなコーナーをクリアする際の安定感がまったく違う。ここまで変わるとは思っていなかったので、走らせながらついほくそ笑んでしまった。とりあえず、これで満足だ。将来的には同じデザインで、滑りにくい素材の表皮をオーダーできればいいなと思っている。

シートの厚みが増したことで、バイク自体のデザインのバランスも良くなった気がする。

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